今朝、パパが目を覚ますと、隣で娘がシクシク……。
あれ?と思って抱きしめて「どうしたの?」と優しく聞いてみても、
ぎゅーっとパパにしがみついたまま、全然お話してくれない。
ママが来てくれても、娘はパパにぴったり。
まるでパパがどこかへ行ってしまうのを止めようとしているみたいに、
ぎゅーっと離れない。
しばらくして、ようやく落ち着いてきた娘に理由を聞いてみると――
どうやら夢の中でパパがどこかに閉じ込められてしまったらしい。
娘は必死で助けようとしたのに助けられなくて、
その瞬間にハッと目が覚めてしまったんだって。
そんな怖い夢を見たら、泣いちゃうよね。
パパもあの小さな手のぬくもりを感じながら、
「大丈夫だよ、どこにも行かへんよ」と心の中でそっとつぶやいた。

でもね、朝ごはんの時間になると、
いつものようにニコニコ笑顔の娘に戻ってくれてひと安心。
さっきまでしがみついて泣いていたのが嘘みたい。
子どもの夢って不思議で、切なくて、
そしてやっぱりまっすぐに“パパが大好き”って気持ちが伝わってくる。
そんな朝の小さな出来事でした。

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