今日はママの美容師の仕事がちょっと立て込んでいたので、久しぶりにパパが保育園のお迎え担当。
夕方の園に着くと、娘はニコニコ顔で走ってきてくれて、いつもの小さなリュックをパタパタさせながら「パパ〜!」とぎゅっと抱きついてくれた。
いつもの道を電動自転車で帰っていると、保育園の出来事を止まらない勢いで話してくれる。
「今日はね〜りんちゃんと一緒にお絵描きしてね〜」
と、もうマシンガントーク。
こういう帰り道の時間って、ほんとに宝物だなと思う。
そのままママの美容室まで行くと、いつものようにママが忙しそうに髪をカット中。
「ママのとこで少し待ってようね」と娘に伝えると、元気よく「うん!」と頷いて保育スペースへ。
「じゃあ、パパはちょっと行ってくるね」と言ってお店を出ようとしたその瞬間——
「パパ・ママだ〜いすき〜!!」
お店いっぱいに響く娘の声。
シャンプーしていたお客様も、カットしていたママの隣のお客様も思わずクスッと笑って、店内がほっこりとあたたかい空気に包まれた。
恥ずかしいような、でもなんだかとっても嬉しい瞬間。
娘の無邪気な言葉って、こんなにも場を明るくしてくれるんだなぁと改めて感じた。

帰り道に思ったのは、子どもの「好き」ってまっすぐで、飾らない。
大人になると照れくさくて言えなくなる言葉も、子どもは全力で伝えてくれる。
その純粋さを守ってあげたいし、パパもママも、ちゃんとその気持ちに応えられる大人でいたいなと思う。
忙しい毎日の中でも、子どもの「好き」の声にちゃんと耳を傾けてあげたいですね。
たった一言でも、家族みんなの心をあたためてくれる魔法みたいな言葉だから。

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