昨日は、娘にとって人生ではじめてのお通夜。
大好きなおじいちゃんとの最後のお別れの場に、まだ4歳の娘が参加しました。
もちろん、まだ「死」ということをしっかり理解できる年齢ではないけれど、
静かな空気の中で手を合わせる娘を見ていると、
小さな心で一生懸命に状況を感じ取っているのが伝わってきました。
途中で娘がぽつりと、
「なんでおじいちゃん起きないの?」
と聞いてきたりして、胸がぎゅっとなる瞬間も。
そして、みんなでご飯を食べに行くために移動しているときのこと。
ふと、娘が小さな声で、
「まだおじいちゃん、ご飯食べてないで〜」
その一言に、大人たちは一斉にウルウル。
娘の中ではまだ “一緒にいる存在” のままなんだろうけれど、
そのまっすぐで優しい気持ちが胸に沁みて、
おじいちゃんもきっとどこかで微笑んでいるはず。
悲しい中にも、じんわり心が温かくなるような時間でした。
娘がこうしてやさしい子に育ってくれていることに、
親として静かに感謝した一日でした。

💬 読んでくれたあなたへ
小さな子どもの言葉って、時々ハッとさせられるほどまっすぐで、
大人が忘れかけていた大事な気持ちを思い出させてくれますよね。
悲しいできごとの中でも、
子どものやさしさや純粋さに救われる瞬間があるんだなぁと、
あらためて感じた一日でした。
あなたの周りにも、ふと心がふわっと温かくなる瞬間がありますように。
そして、今日も小さな幸せを大切に過ごせますように。

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