同居している叔母は、足と体の調子があまり良くなくて、ここ最近はずっと体を休めながらの生活でした。私たち家族も一緒に過ごしながら気をつかい、できるだけ快適に過ごせるようにしていたのですが、どうしても体調の波があるのが日常でした。
ところが、娘と過ごす時間が増えてから、なんだか叔母の表情が変わってきたんです。うちの娘は天真爛漫で、家の中の“笑いの中心”のような存在。小さなことでもケラケラ笑って、ふざけたり、突然歌を歌い出したり、踊りだしたり…。その笑顔につられて私たち大人もつい笑ってしまいます。
そんな日々の中で、叔母も自然と娘の遊びに引き込まれていきました。娘がお医者さんごっこをすれば患者役になり、絵本を読むときには一緒に笑い、折り紙をするときには横に座って「上手だね」と声をかけてくれる。気づけば、叔母の声が以前よりも弾んでいて、体調も「前より調子がいいみたい」と口にするようになりました。
子どもの笑顔や元気って、本当に不思議な力を持っているんですね。薬や運動ではなかなか補えない部分を、無邪気な笑いとエネルギーで埋めてくれる。娘の存在が、叔母にとってまさに“元気の魔法”になっているのを感じて、私自身とても感動しました。

これからも、娘の笑い声が響く家の中で、みんなが少しずつ元気を分け合いながら過ごしていけたらいいなと思います。
──皆さんの周りにも、子どもの笑顔や元気が誰かを癒やしたり救ったりした瞬間ってありませんか?きっとそれは小さなことかもしれないけれど、誰かの力になる大きな出来事なんですよね。
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