よく噛むって、やっぱりたいせつ。都会暮らしでも忘れたくない習慣

最近、娘に「もうちょっとゆっくり、よく噛んで食べようね〜」と声をかける機会が増えてきました。
というのも、都会で暮らしているとつい日々がバタバタしてしまって、朝なんかは特に「早く食べなさい！」と言いがちで……。でも、心の中ではいつも（ほんとは急かしたくないのにな〜）と反省してばかりです。

日本人の食文化って、“よく噛むこと”がとても大事にされてきた歴史があるんですよね。
しっかり噛むことで消化の準備が整うし、酵素の働きも最大限に引き出される。何より、噛んでいる間に口の中がきれいになったり、雑菌から身を守る力もアップするという話もあります。

子どもにとっては、なおさら大切な習慣。
早食いはどうしても体への負担が大きくなるし、食を楽しむ余裕もなくなってしまう。

だからこそ、せめて家の中だけでも「ゆっくり食べられる空気」を作ってあげたいなぁ、と思うこの頃です。

家族みんなで、よく噛んで、味わって、感謝して食べる。
そんな時間を、毎日の中にすこしずつ積み重ねていけますように。

読者さんへひとこと

忙しい日々でも、「大切だと思うこと」をひとつだけ続けていくことが、子どもにとって大きな財産になるのかもしれませんね。
あなたのお家では、どんな“食の習慣”を大事にしてますか？また聞かせてね。