おねしょから始まる、ちいさな冬支度

おむつを卒業して、もう半年以上。
娘はほとんどおねしょをしなくなっていて、ぼくもママもすっかり安心していた。

でも今朝——
まだ外が薄暗い時間に、トコトコ歩いてきた娘がひと言。

「オネショしちゃった…」

ちょこんと立つその姿が申し訳なさそうで、かわいくて、
「あぁ、久しぶりやなぁ」と思いながらぎゅっと抱きしめた。

急いでベッドへ戻って、シーツを外したり、マットレスを拭いたり、
バタバタと片付けをしながらふと気づいた。

最近、朝晩ぐっと寒くなってきた。

そうやん、そろそろ敷パッドも冬用に替える季節やん。
おねしょで濡れたシーツを取り替える“ついで”に、
冬支度までスムーズにできてしまうという、なんとも前向きな展開に。

娘はというと、着替えながらケロッと笑顔で、
もうすっかり元気そのもの。

「おねしょも成長のひとつやなぁ」
なんて思いながら、
新しくふかふかの冬用パッドを敷いたベッドを見ると、
ちょっとだけ季節が進んだようで、心まであったかくなった。

今日の朝は少しバタバタだったけど、
なんだかんだで家族の小さな冬支度が始まった、そんな朝でした。


読者さんへのひとこと

「ちょっとしたハプニングが、思わぬ“いいきっかけ”になることってありますよね。
みなさんのおうちでは、この季節どんな冬支度が始まっていますか?」

コメント

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